住宅において基礎コンクリートはとても大きな重さを支える、大切な役割を担っています。
そして、取り替えの効かない重要な構造物でもあります。
住宅という大切な財産を、50年、100年と長期的に利用するためには、住宅を支える「基礎コンクリート」の適切な点検とメンテナンスが重要です。
(現在では長期優良住宅も多くなってきており、点検とメンテナンスは必須です)
住宅の築年数が経過すると、その大切な基礎コンクリートに「クラック(ひび割れ)」が入ってきます。ある程度のひび割れは、乾燥収縮により避けられませんが、小さなものを放置することで大きなひび割れになることがあります。
また、基礎に鉄筋が入っている場合は、ひび割れから雨水や大気中の炭酸ガスが侵入し、内部鉄筋に錆が発生、「爆裂」という被害の大きい状態になることさえあります。
この状態(爆裂)になると、基礎の耐久性は著しく損なわれ、工事費用も多く必要となります。
こうなる前に、クラック補修工事を行うことが重要です。
※施工は基本的に床下(基礎内側)から行います。
※JIS A 6024:2015 適合品(建築補修および建築補修用エポキシ樹脂)